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収納が苦手でも簡単にできる「収納の仕組み」を作る方法

部屋をおしゃれにしたいけれど、片づけられない、物が捨てられない、と困っている人は多いと思います。
しかし、インテリアを考えるうえで、収納は避けて通れません。
収納の苦手意識をなくすには、「無理なく」「楽に」片づける事がポイント。
それには、初めに簡単な「収納の仕組み」を作っておくのがおすすめです。
仕組みさえあれば、後はその通りに生活するだけで、生活感の少ない、おしゃれなインテリアを楽にキープできます。
今回はこの「収納の仕組み」づくりのコツと手順を紹介します。

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収納するものを「使うサイクル」によって分ける

収納したいものを大きく2つに分けます。(ここでは、実際に仕分けるのではなく、頭の中で分けて考えてください)
*ひとつは、普段は使わないが、年に1度程度使うもの
*もうひとつは、毎日使い、常に出し入れするもの
です。

普段使わないものは「大きい仕組み」
毎日使うものは「小さい仕組み」で運用します。
まずこれを意識しましょう。

収納の仕組みづくり①大きい仕組みを作る

「大きい仕組み」で運用するのは、年に1回~3回程度出し入れするもの。
例えば

*季節外の洋服や寝具
*クリスマスツリーや5月人形、ひな人形
*お正月だけ使う食器
*アウトドアの道具

などです。

大きい仕組みで運用する物の収納場所

片付かないお客様のおうちに伺うと、日常的に使うわけではない物が、とても出し入れしやすい場所に収納されている、ということがあります。
たまにしか使わない、大きい仕組みで運用するものは、生活の場から離れた収納場所、例えば納戸、押入れの奥などに入れておきましょう。

箱や袋にラベルをつける

時々しか使わないものは、いざという時、置き場所を忘れて「あれ、どこにおいてあったっけ」となったり、出すのが面倒になったりしがちです。
物入から箱を取り出して、全部開けてみないと分からない、という事はありませんか?
物は活用するために持っているのです。普段はしまいっぱなしでも、使う時にはすぐ出せるようにしたいですね。
箱や袋を開けなくても中身が分かるよう、ラベルを貼っておくのが快適収納のポイントです。
「何が入っているのかわからない箱」をなくしましょう!

納戸や押入れの手前にもメモを貼っておく

箱にラベルを貼ってあっても、納戸や押入れの入り口からは見えない場合もあります。
どこに何が入っているのか、また、使い終わった後にどこに戻すのかが一目瞭然に分かるよう、収納場所を区分けして、メモに書いて貼っておきます。
例えば「上段左 冬服トップス」「上段右 冬服ボトム」などです。

収納の仕組みづくり②小さい仕組みを作る

毎日使う、毎日出し入れしているもの
例えば

*キッチンの調理器具
*今の季節の洋服
*手紙や書類

などは小さい仕組みで運用します。
こういったものは散らかりやすく、すぐ生活感が出てしまうので、しっかり対策を立てて片づけましょう!

小さい仕組み作りのポイント

*出しやすさよりも「いかにしまいやすいか」が大事
収納をキープするには、出すことよりも、使った後の「戻す」時のことを意識するのがポイント。
使う時は多少面倒でも出しますが、戻すときに少しでも面倒を感じると、つい(後で片付けよう…)となり、そのまま出しっぱなしにもなりかねません。
そんなことがないように、戻すときのハードルを徹底的に下げることが大事なのです。

*使う場所の近くに収納する
小さい仕組みで日々動かすものは、できるだけ近くに置きます。
持っているものを効率的に、少ない労力で活用するための鉄則です。
もちろん、こうすることで、戻すときのハードルも下がります。


*ラベルを貼る
大きい仕組みと同様、引き出しやファイルなどの一つ一つに、何を入れてあるかラベリングをしましょう。
ラベリングはついおろそかになりがちですが、これをしないと、仕組みがうまく回せません。
仕組み作りの作業の前に、ラベル用紙やペンを用意しておきましょう。


仕組みができたら、後は、この仕組み通りにものを使い、使ったら戻すを繰り返しながら、生活していきます。

仕組みは時々リセットする

一度作った仕組みも、生活する中で、だんだん乱れて来ます。これは、多少は仕方のないことです。
リセットするタイミングは

*物が増えてきた
*出し入れがしにくくなってきた
*使わないものが増えてきた
*ものが見つけにくくなってきた

などと感じたときです。
リセットの仕方は

*要らないものを処分する
*ルール通りに入っていないものを元の場所に戻す

です。


大きい仕組みと小さい仕組みは、基本的には作り方にはあまり違いはありませんが、大きく違うのは、見直しの「周期」です。

大きい仕組みは、年に数回の出し入れのタイミングが、見直し時。
小さい仕組みは、日常的にこまめにリセットするほどに快適が保てます。
おすすめは、毎週〇曜日、毎月〇日、と決めて行う事です。

守れないときもあると思いますが、できなかったら次の日にやろう、〇日にやろう、という風に考えればよいのです。



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インテリアを美しく、生活感を極力なくす「収納の仕組み作り」まとめ

収納は、仕組みを一度作っておくと、毎日のストレスや不快感からかなり解放されます。
家の風通しも良くなり、スッキリした、居心地の良い住まいになるはずです。

また、仕組みづくりをすると「無駄なものを自然に捨てられる」という副産物があります。
ものが多いと、仕組みづくりがとても大変だからです。逆に、ものが少ない事がいかに楽であるか、実感されると思います。
これを繰り返していくうちに、だんだんと自分に必要なものだけを手元に置いて、楽に暮らせるようになっていきます。

今日ご紹介した仕組みの考え方を頭に入れておいていただき、ぜひ、時間を作ってトライしてみてください。

PROFILE

水田 恵子
水田 恵子インテリアコーディネーター事務所「Office SPIRAL」主宰
大阪市を中心にインテリアコーディネーターとして活動。2014年に個人事業Office SPIRAL、2022年に株式会社S.O.Pを設立。
専門分野:空間デザイン心理学®を使った、一般住宅・宿泊施設・サロン等のインテリアコーディネート

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