「生活感のない部屋」にあこがれる人は多いと思います。
「生活感のない部屋」とは、スッキリ片付いていて、素敵なものだけが美しく置かれた部屋です。
このような部屋では、リラックスした、豊かな気持ちで過ごすことができます。
ただ、「生活感がない部屋を作るのは難しい」と思う方も多いと思います。
確かに、生活感がない部屋を作るには、特別なセンスが必要だったり、時間や手間がかかりすぎると
感じるかもしれませんね。
でも、実は「生活感のない部屋」はいくつかの「ポイント」を押さえることで、作ることができるのです。
この「ポイント」とは、インテリアコーディネーターやデザイナーが部屋をコーディネートするときに
使っている方法。
生活感を感じさせたくない商業空間やモデルルームなども、これをベースに作られています。
今回は、生活感のない部屋を作るために知っておきたいこれらのポイントを、順を追ってご紹介します。
一つ一つクリアすることで、生活感のない部屋に近づいていけるでしょう。
もちろん、賃貸やワンルームでもできます。ぜひご一読ください。
「生活感のない部屋」=殺風景な部屋ではない
まず、「生活感のない部屋」とはどんなものか、改めて考えてみます。
大きく分けて、次の二つだと思われます。
大きく分けて、次の二つだと思われます。
① 物がほとんどない、真っ白な部屋
ミニマリストと言われるように、部屋に何も置かない人がいます。
それも一つの価値観であり、尊重されるべきだとは思います。
しかし、真っ白な箱のような部屋には、心理的は圧迫感や怖さを感じたり、子どもの発達には良くないと
感じる人もいるようです。
もしあなたがこういう部屋に遊びにいったら、このような部屋でリラックスするのは難しいかもしれません。
それも一つの価値観であり、尊重されるべきだとは思います。
しかし、真っ白な箱のような部屋には、心理的は圧迫感や怖さを感じたり、子どもの発達には良くないと
感じる人もいるようです。
もしあなたがこういう部屋に遊びにいったら、このような部屋でリラックスするのは難しいかもしれません。
② ものはあるが、美しく整った部屋
生活感を感じるものがなく片付いていて、住み手のセンスを感じさせるものや
おしゃれなものだけが、美しく置かれている部屋です。
こういった部屋は、快適で暮らしやすく、豊かな心を持つことができますし、
訪れた人も、心地よく過ごしてくれるでしょう。
この記事では、このようなおしゃれな部屋を目指したいと思います。
さあ、始めましょう!
おしゃれなものだけが、美しく置かれている部屋です。
こういった部屋は、快適で暮らしやすく、豊かな心を持つことができますし、
訪れた人も、心地よく過ごしてくれるでしょう。
この記事では、このようなおしゃれな部屋を目指したいと思います。
さあ、始めましょう!
不要なものを処分する
生活感のない部屋を作るための第一歩は、とにかく不要なものを処分することです。
自分にとって必要なものだけをしっかり見極め、選ばれたものだけを部屋におくようにしましょう。
自分にとって必要なものだけをしっかり見極め、選ばれたものだけを部屋におくようにしましょう。
不要なモノの処分のしかた
ここで、筆者がおすすめする、モノの処分法を紹介します。
・おおきな箱を3つ用意して、それぞれに「要」「不要」「未定」と書く
・その箱に、持ち物を分けて入れていく。深く考えすぎず、直感で。
・過去や未来ではなく、「今の自分」に必要かどうかで決める
・全て分けられたら、最後に「未定」の箱をもう一度見直して、中のものを「要」「不要」「未定」に分ける
・最終的に「不要」に入ったものは処分。
・「未定」の箱はふたを閉じて、物置など、目につかないところにしまっておく。
数か月後に開けてみて、なくても大丈夫だと思ったら処分。
コツは、取り組む範囲をしぼってやってみること。
初めから全てを片付けようと思わず、「キッチン周り」「デスク廻り」「クローゼット」、または
「この引き出し」「この棚」などに限定します。
限られた場所に集中することで、成果が早く表れるので、やる気がでます。
少しの範囲でも、できた自分を「すごい!」「やったね!」とほめましょう!
・おおきな箱を3つ用意して、それぞれに「要」「不要」「未定」と書く
・その箱に、持ち物を分けて入れていく。深く考えすぎず、直感で。
・過去や未来ではなく、「今の自分」に必要かどうかで決める
・全て分けられたら、最後に「未定」の箱をもう一度見直して、中のものを「要」「不要」「未定」に分ける
・最終的に「不要」に入ったものは処分。
・「未定」の箱はふたを閉じて、物置など、目につかないところにしまっておく。
数か月後に開けてみて、なくても大丈夫だと思ったら処分。
コツは、取り組む範囲をしぼってやってみること。
初めから全てを片付けようと思わず、「キッチン周り」「デスク廻り」「クローゼット」、または
「この引き出し」「この棚」などに限定します。
限られた場所に集中することで、成果が早く表れるので、やる気がでます。
少しの範囲でも、できた自分を「すごい!」「やったね!」とほめましょう!
生活感のあるものは「隠す収納」
生活には必要でも、生活感を感じさせてしまうものがあります。
たとえば
・ティッシュペーパーやウエットティッシュ
・爪切りや常備薬
・郵便物やチラシ
・使った後のコップや皿
・洗剤やトイレットペーパーなど生活用品のストック
・脱ぎっぱなしの服
・店でもらった紙袋
・調味料
などです。
こういったものは、見えないようにします。
ティッシュペーパーなど常に手元に置くものは、カバーやケースに入れる。
その他のものは、必要な時に取り出せばよいので、部屋に備え付けの物入れや、扉で隠れる棚、引き出しなど、
中が見えない収納家具に収納します。
たとえば
・ティッシュペーパーやウエットティッシュ
・爪切りや常備薬
・郵便物やチラシ
・使った後のコップや皿
・洗剤やトイレットペーパーなど生活用品のストック
・脱ぎっぱなしの服
・店でもらった紙袋
・調味料
などです。
こういったものは、見えないようにします。
ティッシュペーパーなど常に手元に置くものは、カバーやケースに入れる。
その他のものは、必要な時に取り出せばよいので、部屋に備え付けの物入れや、扉で隠れる棚、引き出しなど、
中が見えない収納家具に収納します。
初心者は「見せる収納」は避ける
デザインされたものや、パッケージがおしゃれなものに限っては、オープン棚などに見せる収納をしても構いません。
ただし、ここで大切なのは、「どこにあると格好いいか?おしゃれなのか?」をよく考え、決めた場所に置くこと。
見せる収納とは、ディスプレイですから、決して、なんとなく置くことのないようにします。
もちろん、使った後はきっちりと、元の場所に戻すことが必要です。
つまり見せる収納は確かにおしゃれですが、これを維持するには、センスや意識を高く持つことが必要になります。
インテリア初心者は、できるだけ隠す収納をするほうが、失敗がないと言えます。
ただし、ここで大切なのは、「どこにあると格好いいか?おしゃれなのか?」をよく考え、決めた場所に置くこと。
見せる収納とは、ディスプレイですから、決して、なんとなく置くことのないようにします。
もちろん、使った後はきっちりと、元の場所に戻すことが必要です。
つまり見せる収納は確かにおしゃれですが、これを維持するには、センスや意識を高く持つことが必要になります。
インテリア初心者は、できるだけ隠す収納をするほうが、失敗がないと言えます。
どんな部屋にしたいか、イメージを明確にする
部屋がスッキリ片付いたら、今度は「豊かさを感じさせるインテリアづくり」の段階に入っていきます。
まず初めに、最終的に部屋をどんな雰囲気にするかを決めてからスタートします。
「決めると言っても、イメージが湧かないよ」という方におすすめの方法は、
インテリアのサイトや雑誌を見て、画像を集めるというやり方です。
自分が好きだと思う写真をとにかくたくさん集めてきます。
20枚、30枚くらい集まったら、それらの写真を見比べて、共通点を見つけ出したり、
より好きだと思う方を選んだりしながら、2~3枚に絞り込みます。
残った写真が、あなたの理想の部屋になります。
このようにして、自分がどんな部屋に住みたいか、イメージを固めておきましょう。
まず初めに、最終的に部屋をどんな雰囲気にするかを決めてからスタートします。
「決めると言っても、イメージが湧かないよ」という方におすすめの方法は、
インテリアのサイトや雑誌を見て、画像を集めるというやり方です。
自分が好きだと思う写真をとにかくたくさん集めてきます。
20枚、30枚くらい集まったら、それらの写真を見比べて、共通点を見つけ出したり、
より好きだと思う方を選んだりしながら、2~3枚に絞り込みます。
残った写真が、あなたの理想の部屋になります。
このようにして、自分がどんな部屋に住みたいか、イメージを固めておきましょう。
インテリアの色数は3色までにしぼる
生活感のない部屋を作るには、色をたくさん使わない事が大きなポイントになります。
先ほど決めた、理想の部屋の完成イメージに合わせて、部屋にどんな色を使うかを決めます。
インテリアに使える色の数は、床の色やドアの色など変えられないものを含めて5色まで。
つまり、自分で決められる色の数は、3色までが目安です。
カラーコーディネートについての参考記事
先ほど決めた、理想の部屋の完成イメージに合わせて、部屋にどんな色を使うかを決めます。
インテリアに使える色の数は、床の色やドアの色など変えられないものを含めて5色まで。
つまり、自分で決められる色の数は、3色までが目安です。
カラーコーディネートについての参考記事
寸法の合ったカーテンを吊るす
インテリアで生活感の出やすいものNo.1と言えるのが、「寸法の合っていないカーテン」です。
丈が短い、幅が足りない。反対に、丈が長すぎて床に垂れている、幅が余っている、などのカーテンは、
とても生活感を感じてしまいます。
カーテンは、寸法をしっかり図り、窓に合ったサイズのものを吊るしましょう。
これを変えるだけでも、お部屋が見違えてよくなります。
ブラインドやスクリーンも同様です。
丈が短い、幅が足りない。反対に、丈が長すぎて床に垂れている、幅が余っている、などのカーテンは、
とても生活感を感じてしまいます。
カーテンは、寸法をしっかり図り、窓に合ったサイズのものを吊るしましょう。
これを変えるだけでも、お部屋が見違えてよくなります。
ブラインドやスクリーンも同様です。
照明で生活感をなくす
照明は、部屋の雰囲気を変えるのにとても有効です。
特に、天井から吊るすペンダント照明、床やテーブルなどに置くスタンド照明は、効果的。
これらは、部屋全体ではなく、部屋の一部をスポット的に照らすのですが、それによって部屋の中に明るいところと暗いところができます。
これが、ドラマチックなムードを作ってくれるのです。
天井からの全体照明は、確かに明るくていいのですが、均一で影が出ないためのっぺりとした平坦な雰囲気になり、生活感が出やすいです。
そして、照明器具のデザインにもこだわりましょう。
デザインの優れた照明器具は、明かりを消しているときも、おしゃれなインテリアを演出してくれます。
特に、天井から吊るすペンダント照明、床やテーブルなどに置くスタンド照明は、効果的。
これらは、部屋全体ではなく、部屋の一部をスポット的に照らすのですが、それによって部屋の中に明るいところと暗いところができます。
これが、ドラマチックなムードを作ってくれるのです。
天井からの全体照明は、確かに明るくていいのですが、均一で影が出ないためのっぺりとした平坦な雰囲気になり、生活感が出やすいです。
そして、照明器具のデザインにもこだわりましょう。
デザインの優れた照明器具は、明かりを消しているときも、おしゃれなインテリアを演出してくれます。
ラグやクッションをプラスする
床にラグマットを敷いたり、ソファやベッドの上にクッションをあしらったりすることで、
インテリアがさらに心地よく、洗練されたものになります。
ラグやクッションをうまくコーディネートするには、色選びがポイント。
あらかじめ決めた、「インテリアに使う3色」の中から、何色にするかを決めましょう。
ラグやクッションは、カーテンや、ソファの張地と合わせてコーディネートします。
ラグやクッションは、全て無地ではなく、柄ものを適度にミックスすると、おしゃれ感が増します。
洋服のコーディネートに近い感覚で、やってみるとうまくいきます。
また、クッションカバーを時々取り換えることで、気分が変わり、リフレッシュします!
インテリアがさらに心地よく、洗練されたものになります。
ラグやクッションをうまくコーディネートするには、色選びがポイント。
あらかじめ決めた、「インテリアに使う3色」の中から、何色にするかを決めましょう。
ラグやクッションは、カーテンや、ソファの張地と合わせてコーディネートします。
ラグやクッションは、全て無地ではなく、柄ものを適度にミックスすると、おしゃれ感が増します。
洋服のコーディネートに近い感覚で、やってみるとうまくいきます。
また、クッションカバーを時々取り換えることで、気分が変わり、リフレッシュします!
アートや雑貨を飾る
アートと言っても、大げさに考える必要はなく、ポスターや、ポストカードでもかまいません。
必ず額に入れて、壁に飾りましょう。
小さなものは玄関やトイレに。
大きなものは、リビングやダイニング、寝室などに。
壁の余白がバランスよく残るようにサイズを決めます。
アートを飾る位置は、自然に目に入る高さに。
アートの中心を、床から140~150㎝程度の高さにすると、見やすいです。
傾いていると生活感がでますので、まっすぐになるよう注意してください。
お気に入りの雑貨や、家族の写真、旅の思い出に買ったもの、オブジェや花なども、同様です。
何でも飾るのではなく、自分が本当に好きだと思うもの、部屋に合うものだけにしぼりましょう。
見るたびに気分が上がり、心地いい部屋になります。
訪れた人にも、あなたの人柄や好みを感じてもらうことができ、素敵な部屋だなと思ってもらえることでしょう。
ここまでできたら、部屋をぐるりと見まわしてみましょう。
「生活感のない部屋」が素敵に仕上がっていることでしょう!
必ず額に入れて、壁に飾りましょう。
小さなものは玄関やトイレに。
大きなものは、リビングやダイニング、寝室などに。
壁の余白がバランスよく残るようにサイズを決めます。
アートを飾る位置は、自然に目に入る高さに。
アートの中心を、床から140~150㎝程度の高さにすると、見やすいです。
傾いていると生活感がでますので、まっすぐになるよう注意してください。
お気に入りの雑貨や、家族の写真、旅の思い出に買ったもの、オブジェや花なども、同様です。
何でも飾るのではなく、自分が本当に好きだと思うもの、部屋に合うものだけにしぼりましょう。
見るたびに気分が上がり、心地いい部屋になります。
訪れた人にも、あなたの人柄や好みを感じてもらうことができ、素敵な部屋だなと思ってもらえることでしょう。
ここまでできたら、部屋をぐるりと見まわしてみましょう。
「生活感のない部屋」が素敵に仕上がっていることでしょう!